あまり意識をしたことがないかもしれませんが、脚やせのカナメは肋骨にあります。
というのも、肋骨が本来の状態にないと、身体の使い方に制限が出てきてしまうからです。
例えば、反り腰の方であれば、ほとんどの場合、
・肋骨が前に押し出されている(あばらが浮き出すカタチ)
・肋骨が開く
といったことが起こっている場合が、ほとんどです。
このような状態では、腹圧はうまくかけられないために、何をしても、お尻ではなく太ももやふくらはぎ、腰にばかり負担がかかるようになってしまいます。
もちろん、肋骨が本来の状態にないからといって、絶対に脚が細くならないかと言われると、必ずしもそうではありません。
とはいえ、肋骨が開いていることで、下半身への負担が大きくなることは間違いありません。
そのため、本気で脚やせを考えるなら、まずは肋骨の状態をリセットすることから始めましょう。
そこで今回は、
・肋骨が開く・閉じるはどのように行われるのか
・肋骨リセットの手順
・具体的なエクササイズ
こちらについて解説しますね^^
肋骨の状態は呼吸の仕方で左右される
そもそも、どのようにして、肋骨は開く・閉じるが行われているのでしょうか?
実は、
息を吸う時⇨肋骨が開く
息を吐く時⇨肋骨が閉じる
ような仕組みになっています。
そのため、正しい呼吸が行えていると、肋骨は開く・閉じるを繰り返しているはずです。
ただ、肋骨が開きぱなしの人は、呼吸にエラーがあるために、肋骨を閉じることができていません。
要するに、肋骨がパカーンとなっている人は、息を吸ってばかりで、ちゃんと息を吐けていないんですよね。
呼吸は1日に、約3万回は行われています。
その間、息を吸ってばかりで、息が吐けていないと、どんどん肋骨は開いてしまいます。
反り腰も肋骨が開く原因
反り腰も、肋骨が開く原因になります。
反り腰さんの多くは、腰に力みがあることがほとんどですが、これが原因で、肋骨が前に押し出されてしまいます。

(↑反り腰さんの肋骨は骨盤よりも前にくる)
このような状態では、うまく息を吐けないために、徐々に肋骨は開いていきます。
そのため、肋骨の状態をリセットするには
・息を吐く練習をする
・反り腰を改善する
こういったことが必要になります。
肋骨リセットの具体的な手順
肋骨の状態をリセットするには、以下の手順でエクササイズを進めるのがオススメです。
❶肋骨をしめる練習をする
❷肋骨と骨盤をつなげる
❷の肋骨と骨盤をつなげるとは、前後にずれた肋骨と骨盤を、縦に揃えることです。具体的には、下写真の矢印方向へもっていくイメージです。

具体的なエクササイズ3つ
①90/90呼吸
肋骨をしめる感覚を養うためのエクササイズです。
椅子の上に足を乗せ、股関節と膝をそれぞれ90度の状態を作ることで、肋骨はとじやすくなります。

1. 鼻から5秒間かけて息を吸う
2. 口から7秒かけて、息を吐き切る
息を吸う時は、呼吸音が聞こえないように。
息を吐く時は、寒い時に手に息を吐きかける時のようなイメージで。
息を吐くにつれて、横っ腹がしまり、肋骨が触れなくなったらOKです。
②チャイルドポーズ
こちらのエクササイズでは、腰に空気を入れる感覚を養っていきます。

1. 正座の状態から、頭・肘・手をだらんと床につける。
2. お尻が離れないように注意しながら、ゆっくりと呼吸を行う
③オールフォーブリージング
最後に、骨盤と肋骨をつなげるエクササイズをご紹介していきます。
こちらのエクササイズを正確に行えるようになると、肋骨はしまり、肋骨と骨盤が縦に並ぶようになります。

1. 四つ這いの状態(キャットのポーズ)で、背骨を丸める
2. 背骨を丸めたまま、7秒かけて息を吐き切る
とにかく、背骨を丸めたまま、息を吐き切ることを意識します。
背骨を丸めるのが難しい場合は、腰の緊張が強い証拠なので、チャイルドポーズからやり直すようにしてください。
以上となります。
今回の投稿が参考になれば幸いです^^
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